ツール･ド･おきなわ2006　最終回：山刃斎日記：So-net blog

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ツール･ド･おきなわ2006　Ⅷ｜新年の御挨拶ブログトップ

ツール･ド･おきなわ2006　最終回　[旅日記] [編集]

　ツール･ド･おきなわ旅行記も今日で最終回です。ご覧になってくださった皆様まことにありがとうございます。

　最終回

　レースから一夜明け、東京へ帰る日となった。軽く観光して、土産を買って東京へ戻る予定である。

　まず朝食はバイキング。バイキングといえば『バイキング大王』の異名をとるItohshiの出番である。

　とにかくItohshiはバイキングが大好きである。T坊にバイキングの作法を伝授中。

『Itohshiの盛り付け例』　

『NOBも朝から食欲旺盛　　NOBのTシャツに注目。プーマじゃありません』

「何で旅先だとこんなに食欲が湧くのかね?」
「全くだ、普段は朝飯なんてまるで食う気にならないのにな」

　さて、朝食が済んだらチェックアウト。どこを観光しようか・・・。

『美ら海水族館』

　ちゅら海水族館には前にも一度来たことがあるが、どういうわけか今年も来てしまった。
　話は突然2日前にさかのぼる。コンビニエンス・ストアの雑誌を立ち読みして戻ってきたT坊が、
「山刃斎、名護漁港で釣れる魚の種類が分かったぞ！」
　私に話しかけてきた。
「なに！？」
「コンビニに釣りの本が置いてあって、それに載っていたぞ・・・」
「何が釣れるって?」
「ガジュン、ミジュン、そしてガーラが釣れるらしい！」
「な、なんだって？？？？がちゅん？」
「わからん・・・沖縄名のようだ・・・」
「さっぱり分からんな・・・」

　私とＴ坊には水族館で謎の魚「ガチュン」「ミジュン」「ガーラ」の正体を確かめる使命もあるのだ。はたして水族館で飼育されているのだろうか･･･。

『お前がミジュンか?・・・・・・ふん、違うね・・・・』

『お前ら、ガチュンだな･･･？・・・・・違いまーす！』

『わかった！お前がガーラだろ？　へへーん、違うもんねー』

『まいりました。ジンベイザメさん、答えを教えてください！　はい、ガチュンはイワシの仲間、ミジュンはメアジというアジ。ガーラは大型回遊型のアジ。たとえばロウニンアジとかね・・・・その総称。・・・分かりました。ありがとうございます』

　ゆっくり過ごすうちに、だいぶ予定の時間を押してしまっている。急いで那覇に向かわなければ。

　水族館を後にした我々は、車で那覇に向かった。途中伊芸パーキングへ寄って一休み。金武（きん）湾が一望できる。

『屋根の上にはシーサーが』

　再び国際通りに戻ってきた我々は、集合時間を決めて自由行動とした。土産を買うものあり、ステーキを食うものあり・・・。毎年沖縄で数キロのステーキを平らげる私だが、今年は土産を買うのに忙しくて一枚もステーキを食べられなかった。残念である。

　さて集合場所にそろった我々は空港へ。沖縄旅行もあっという間だった。明日からはまた仕事に戻らなければならない。なんとも言えぬ暗鬱さが我々を包み始めた。

　ため息を吐きながら空港内の土産物屋を散策していると、私はある泡盛を発見した。

「こ、これは・・・！春雨じゃないか！」
　去年の沖縄で口にした泡盛の中でもっとも私が気に入った銘柄である。こんなところで出会えるなんて！
　私は即座に購入した。
「東京に帰っても、これをちびちびやりながら沖縄の余韻に浸ろう・・・」
　そうなってくるとつまみも必要である。私はジーマミー豆腐と豆腐ヨウ。ワタガラス（カツオの腸の塩辛。泡盛が使われている）等を購入した。

　こうして、今年の沖縄旅行は終了した。
　
　泡盛も存分に飲んだ。
　沖縄民謡にも酔いしれた。
　永年の夢だった山羊刺しを食うこともかなった。
　美しい景色、海、雲。
　レースも怪我無く無事に完走できた。
　出来ることなら、来年も再来年もこの沖縄にやって来たいと思う。
　沖縄料理もまだ食べつくしていないし、見ていない名所旧跡も山ほどあるだろう。その一つ一つを食べて、見て、聞いて・・・。毎年少しずつでも沖縄の空気にふれられたら最高だと思う。
　それでは沖縄！また来年！！

　　　　　
　　　
　　　　完

　さて、ではとりあえず来年のツールド・おきなわでの目標を発表してしまいましょうか。
　・レースで自己記録を上回る。
　・行ったことの無い名所を一つ位は訪ねる。
　・沖縄の郷土料理である「イカの墨汁」を食べる。
　あまり欲張ってもいけないので、この3つは達成させたいと思います。
　最後までご覧いただいた皆様。ありがとうございました。

2006-12-20 16:36 nice!(7) コメント(7) トラックバック(0)
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