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昇仙峡-新緑 [旅日記]

 山梨旅行の後編です。

 1日目に書き忘れましたが、『信玄の里』の後に、モンデワインの工場を見学しました。残念ながら工場は休みなので機械が動いている所は見ることができませんでしたが、ワイン3本と玉露リキュールを買ってきました。玉露リキュールはとっても甘いのですが、牛乳で割ると飲みやすかったです。カルーアミルクや抹茶ミルク的な味がしました。




 昇仙峡のロープウエイ発着場の近くに影絵美術館があり、タクシードラーバーも是非見てくれと言うので入館しました。有名な藤城清治さんの作品が色々とがざられていました。とても細かく、柔らか味もあり素晴らしい作品の数々でした。

 影絵美術館の中(出口付近)にあるコーヒーショップで無料のコーヒーを飲んでいると、外からタクシードライバーが入ってきた。
「あれ、乗せてきた運転手じゃないか?」
「いや、頭が薄い所は似ているが、別人のようだよ」
 父親とそんな話をしつつ、美術館を後にし、ドライバーとの待ち合わせ場所に向かいながらドライバー推奨の蕎麦屋を探した。

 途中、滝を通過。三脚を持っていなかったので、柵の柱にカメラを乗せて写真を撮ってみた。フィルターも何も持っていないので最高まで絞って取ってみたけどイマイチでした。


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 しばらく川沿いの奇岩ヲ見ながら歩くと、探していた金渓館があった。座席は露天で、注文すると席まで料理を持って来てくれる。

 受付と言うのか、手打ち場の隣に話しかけてみると、常連の客だろうか?
「昇仙峡に来たらここで食べなきゃ!蕎麦が最高。ああ、隣も同じ店だけど、外で食ったほうが良いよ」
 等と言うので早速露天のテーブルに着いた。メニューを見て生ビールと岩魚の塩焼き、キノコ蕎麦を頼んだ。親父は山菜蕎麦と岩魚の塩焼き、生ビール。母はキノコ蕎麦のみ。お通しに大きな味噌田楽が出て腹いっぱいになってしまった。
 岩魚の塩焼きにハエが寄ってきたのが煩わしかったが、自然の中で飲むビールは最高。粋に蕎麦を手繰って気分良し!






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 食事を終えると再び川沿いを下って運転手との待合場所へ。待合場所の付近の土産物屋は店を閉ざしている物が多かった。このような一本道沿いの土産物屋や御食事どころは場所に大きく影響されるのだと言う事を感じた。



 待ち合わせの場所に着くや否や、
「オオカッチャンに頼まれてねぇ」
一人のタクシードライバーが我々に向かって手を上げた。
「オオカッチャンがこれなくなったんで頼まれてきたよ」
 オオカッチャンと言うのは私たちを乗せてきたタクシードライバーの事である。帰りも送ってくれると言うことだったが来れなくなったのでこのドライバーに代役を頼んだと言うことらしい。しかしこのドライバー。どこかで見たような・・・。
 そうだ、影絵美術館でコーヒー飲んでたドライバーだ!

 母は急な出来事に不信感を(と言うよりオオカッチャンが迎えに来て我々がいなかったら悪いと思ったようだが)抱いたようだが、このドライバーの携帯にオオカッチャンからのメールが届いているのを見て納得。我々はこのタクシーに乗って甲府の駅まで戻ってきたわけである。

 後は電車の時間まで城跡を見物したり、コーヒーを飲んだりしてすごした。歩いたせいかかなりの疲労感で帰りの電車の中ではほとんど眠っていた。


 旅から帰ってきてまだ5日だが、また温泉でのんびりしたくなっちゃったなぁ・・・。これって五月病だろうか?
 明日から仕事に出ればまたすぐに通常のリズムに戻るとは思うが、たまの温泉。良いもんですね。


 それでは次回の更新お楽しみに・・・・なんて無責任な終わり方でいいのだろうか?
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昇仙峡-岩 [旅日記]

 皆様御無沙汰しております。
 前回の更新からかなりの月日が経ちました。何しろ最後の更新は去年の夏なのですから。
 ここまでブログをサボったのは初めてです。


 久しぶりの今回は山梨県にある昇仙峡の事を。



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タグ:昇仙峡
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会津後編 [旅日記]

 五色沼を散策した私と両親。毘沙門沼のほとりでソフトクリームを食べ、国道?沿いに歩いて宿へ向かった。
 途中、磐梯山3Dワールドや、噴火記念館に寄った。

 この辺りは環境保護レベルが高いためこのような看板を見ることが出来る。

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 どこか変でしょ?



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タグ:会津 温泉
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五色沼散策 [旅日記]

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両親と一泊で裏磐梯へ行ってきました。
五色沼を見て、ゆったりと温泉に浸かるのが目的。

今日は五色沼の写真を載せたいと思います。
しかし、その神秘的美しさと感動は修行不足の私の写真では表せません。
行った事のない方は是非行ってみてください。季節や気候によっても色々その表情を変えてくれることと思います。帰ってきたばかりだけど、また行きたくなってきました^^


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散策開始!


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トコトコきっぷ [旅日記]

え~。更新間隔が空いております。ほとんど隔週刊ですな。




 ☆9月の末の事になる。

 ふと思い立ち、箱根に行ってきた。
 ススキでも見ようと思ってのことだったが、天気もあまり良くなく、ススキの穂の見頃にはほんのわずかに早い感じだった。

 まず、小田原まで行き、小田急のきっぷ売り場でトコトコきっぷと言うのを買った。これがあれば、箱根登山電車とケーブルカーが乗り放題だという事だった。


 小田原から強羅までが電車。そこからケーブルカーに乗って早雲山そこでロープウエイに乗って大涌谷まで行った。大涌谷を見物した後は強羅まで戻って、そこからバスに乗って仙石原方面へ向かった。ススキを見た後に、バス停近くにある湿生花園に立ち寄り、またバスで強羅そして電車で蒲田まで帰ってきた。


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『強羅駅』
 私の乗った登山電車はスイッチバックを数度行い、強羅駅へ登ってきた。
 日曜日と言うこともあり、人が結構いる。紅葉の頃にはさらに混雑する事だろう。ここからケーブルカーに乗り換える。

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 ケーブルカーで早雲山駅まで。滑るような動きで、多少の違和感を覚えた。

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 いよいよロープウェイ。滅多に乗ることが無いのでちょっとビビル。私は冬に雪山にも行かないのでリフトにも乗りなれていない。絶叫マシンと飛行機は苦手である。・・・・あまり関係ないか。

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 ロープウェイからの眺め。色づく季節にはさぞかしいい眺めだろう。


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 大涌谷上空。湯気が上がり、雰囲気がある。硫黄の臭いが漂ってくる。


 大涌谷で下りて散策。ものすごい硫黄臭である。人は多い。周辺を廻ってみると人だかりが出来ていた。何であろうかと、見てみると、名物の黒玉子を作っている現場であった。

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このように次々と人気の黒玉子を茹でまくります。

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 出来た黒玉子はこのように空を飛んで売店へ直行!


 途中、パンチ佐藤さんがロケをしていた。旅番組か何かだろうか?
 私は朝飯も食わずに家を出てきた事を思い出し、売店まで戻るとホットドッグ1本と缶コーヒー1本で昼食とした。ガスにやられたか、多少気分が悪い。ここからは天気がよければ綺麗な富士山が見えると言うから気分も違っただろうに。残念。


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 ロープウェイで強羅まで戻り、そこからバスで湿生花園前まで。ススキが陽に照らされてキラキラ輝く様を写真に収めようともくろんでいたのだが、天気が悪くて見事に失敗。それでもススキの名所をススキに埋もれながら歩き回った。見渡す限りススキ。

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以前晴れた時に来たことがあったが、そのときはキラキラしていてとても綺麗だった。今回は残念でした。

 帰り際に、湿生花園に寄ってみた。空はいっそう暗く、わずかに雨も降り出した。じっくり見たかったが、日帰りだしそうも行かず、足早に見て廻った。

 写真をいくつか撮ったが、いつものように名前は忘れてしまいました。

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 こんなのとか。


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 こんなのとか・・・モミジか(花じゃないけど)?


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 こんなのとか。

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 なんだか知らないけどちょっと可愛い。

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 どれも見たことがある花でしたが、パッと名前が出てきませんね。他にも女郎花やら吾亦紅やら沢山咲いていました。

 うーん。毎度の事ながら、こういう所には一泊温泉付き出来てのんびり見て回りたいですね。


 帰りに小田原で、カツオの塩辛とワサビ海苔を買ってきました。酒とご飯に良く合うんだなぁーこれが。
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きいてけらいんとおがった 後編 [旅日記]

 さて、買出しを終えた我々は建築中の民家へ戻った。
 これからバーベキューが開始されるのである。

 庭へ出て準備開始。私はバーベキューの経験があまり無いのだが、好きか嫌いかと聞かれたら大好きだと答える。

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 まずは炭に火をつけなければならないのだが、これがなかなか大変。ふうふう吹いたり煽ったりして泣きながらも何とか炭を真っ赤にする事が出来た。体力の80%を消費した。着火剤やライターを使ってこれなんだから、昔の人は凄いなと尊敬しちゃう。

 さて、まずはサンマを焼くか。
 サンマを網の上に乗せた瞬間、すぐに煙が上がり、サンマから出た脂が炭に落ち火力が増した。
「わおー!燃えちまう!」
 ひっくり返そうとしたが、皮が網にくっついて剥がれてしまった。
 何とか転がしてこんがりと焼きあがりました。

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 美味しそうでしょ?サンマ苦いかしょっぱいか・・・。




 ではホタテでも焼こうか。

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 ホタテを網に乗せてしばらく炙ると、両側の殻に付いていた身が炙った方がはがれる。そこで裏返して焼くとぱっかりと蓋が開く。
 程よく炙って醤油を一点しして完成・・・・。のはずなんだが・・・蓋は開かないは、スープは蒸発してカラカラだは・・。

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 ね、とっても美味しそうでしょ?・・・・・美味けりゃいいのです!たっぷり肉厚で美味しかったです!




 宮城といえば牛タンを忘れてはいけない。

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 ジュー!塩コショウを振っていただきました。私は焼きすぎるのは好きではないので炙る程度です。昔、小学校低学年にして、焼肉屋でカルビを網にも乗せず100%生で食ったと言う伝説を持っているほどです。 いや、本当はユッケと間違えただけです。でも美味かったです。ある意味禁断の味です。よい子は真似をしないほうが良いと思います。


 その他の肉も炙り始めて、準備万端。乾杯しましょう。

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 クーッ、美味い!炭火でほてった体に浸み渡る。
 そして西の空を見てみると!


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 夕焼けを観賞しながら写真を撮ったり肉やサンマをむさぼり食ったり・・・宴は進む。
「帰りたくない~」

 さて、ここで30歳を迎えたT氏へ各自プレゼントを渡すと言うサプライズ企画が発動。T氏は大喜び。本当は車が欲しかったらしいのだが、それは無理。
 私は前日にあわてて蒲南茶荘で買った急須と紫水のセットをプレゼンツ!これでお茶ファン一人増殖。

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 『あまりのうれしさに喜びのジャンプを見せるT氏。祝賀の踊りを贈るのは特別出演 山刃斎』 



 こうして我々の旅はあっという間に終わったのでした。とっても楽しい旅でした。私を旅に誘ってくれた皆さんありがとうございました!またどこか行きましょう!




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 きいてけらいん遠刈田 完
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きいてけらいんとおがった 前編 [旅日記]

 私はまだ行った事のない県がたくさんある。日本全県一度は巡ってみたいと思っているが、なかなか難しい。
 先月の事、まだ行った事のない県に行くチャンスが訪れた。それは宮城県。以前働いていた会社の人に誘われての『強行サプライズバーべキュー海遊び山遊びドライヴィングブーメランフリスビーin遠刈田』である。名称は今私が決めました。遠刈田(とおがった)と言うのは地名です。

遠刈田温泉



 多分、この辺だと思うんですが、詳しい事は分かりません。

 夜、東京をネコアザラシさんのジープに5人が乗り込み出発。かなり窮屈だが楽しいたびの始まりだった。4時間ほど?で、宮城県に到着した。時刻は夜中。星がとても綺麗だった。怖いくらいの星空とはこれを言うのだ。
 軽くビールを飲んで、「本当に山刃斎が体験した怖い話」等をしているうちに結局朝が近くなってしまったので就寝。朝8時に目覚めて遊びまくる予定だった。

 あっという間に朝がやってきた。

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 山裾に雲だか霧だかがかかって幻想的。空気も美味い。さて、どこへ出かけるのか?



蔵王刈田岳


 曲がりくねった山道を登り辿り着いたのは刈田岳と言う山だった。大変景色が良いと言う。刈田岳(かっただけ)山頂からはオカマが見えると言う。オカマとは一体何ぞや?


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 この日の天気は午後から崩れるそうな・・・。とってもいい天気で信じられないが、山の天気とはそうしたものか?
 まだ見ぬオカマに思いを馳せながら車を降り、辺りを見回す。素晴らしい景色。青空が広がり、雲を見下ろす。感動的!

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 『景色を眺めるTさん30歳』


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 そしてこれが御釜である。

『蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なのでお釜という名前がついています。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気をもち、冬の樹氷とともに蔵王の象徴となっています。
今まで26回の噴火を繰返し最近では、明治28年2月15日に噴火しました。昭和14年測深した当時は、深さ63メートルありましたが五色岳断崖の崩壊により年々埋まり昭和43年測深時では、最大深度27.6メートル、平均深度17.8メートル、周囲1,080メートル、東西径325メートル南北径335メートルでした。
湖水は強酸性のため生物は生息できません。水温は表面から10数メートルの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖です。太陽光線の当たり方で、さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁り川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。』 蔵王町ホームページより引用。

 こんなカルデラ湖は見た事がなかったので、眠気も吹っ飛ぶ大感動!しかも天気が良くないと見ることが出来ないと言うから、タイミング的にもnice!であった。

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 頂上の社にお参りして下山。
 
 次に向かったのはなにやら牧場。

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 羊。


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 山羊!アルプスの少女ハイジに出てきそうな山羊。可愛いでしょ?沖縄では食いました。



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 牛。


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 兎。

 子ウサギを無料で分けていました。里親募集といった所でしょう。思わず連れて帰りたくなっちゃっている人もちらほら見受けられた。
 この牧場では時間帯によってはアイス作りなどの体験も出来るらしい。お土産コーナーにはチーズ、バター等の乳製品を売っていた。その中でも、
「このチーズドリンクが美味いんだよ」
 と、ネコアザラシさんが購入。牛乳のような1ℓパックに入って420円。けっこうな値段。ちょいと分けてもらったが、なかなかのお味。

 さて、牧場を後にして、チーズ工場に向かう選択肢も合ったのだが、
「この牧場と似た様なもんだから・・・」
 と言うことで温泉街に立ち寄った。アイスを食って一休み。

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 ヤマザキショップの屋根には巨大な天狗が。

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 ♪きいてけらいんとーがった~、田舎のコーヒー&レストラン えんそう~えんそう~えんそう~~♪♪
 看板に書いてある文句に勝手にメロディーをつけて歌う者あり。

 この辺りではこけしが有名らしい。川にかかる橋も大きなこけしを象った物だった。

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 さて、時刻は2時半。そろそろメインイベントのバーベキューに向けて買出しに行かなければ。

 我々は買出しに向かう車の中で『きいてけらいん遠刈田の歌』を壊れたレコードプレーヤーのように何度も歌いながらスーパーマーケット?へ向かうのだった。



*「きいてけらいん」とは?

「きいてけらいんとはどういう意味だろうか?」
「いらっしゃいませ的な感じ?」
「聞いてください?」
「来てくださいかもよ?」


 調べた結果、「けらいん」とは「ください」と言う意味で良さそう。問題は「きいて」の部分である。そのまま「聞いて」なのか、「来て」なのか確信が持てない。
 御存知の方がいらっしゃったら、そっと教えてくださるとありがたいです。




 バーベキューへ続く
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温泉旅行石川編3 [旅日記]

 改行は直ったかな?


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『柴山潟の朝』



 朝起きると昨晩の雪は止み、青空がのぞいていた。天気がよければ、この日予定している兼六園もさぞかし綺麗だろう。


 朝食を食べたら出発しよう。

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温泉旅行石川編2 [旅日記]

 ゆのくにの森を後にして一路片山津温泉を目指した。旅行前の情報収集では、柴山潟と言う湖?の畔にある温泉街だという。景色が良いが、ちょいと寂れている・・・。と言うことだった。温泉街に入ってまず受けた印象は、やはりちょっと寂しい感じだった。
 まあ、街が寂れていたとしても、宿で温泉に入って料理を食べるだけだから、大した問題ではない。私が気になったのは、景色がどうかと言うことだった。

せきや




 日に7度水の色が変わると言う柴山潟と連なる山並みが絶景と言うことだったが、天候がめまぐるしく変わり、遠くの方はあまり良く見えなかった。



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『窓からの景色』




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『柴山潟の由来』

 夕食までは時間があるので、私は柴山潟の周りを一周してこようと考え外に出た。
 雲の切れ間からわずかに太陽がのぞいたかと思うと、急激に雲って雪がちらつき始める。あっという間に雪は強くなり辺りに積もり始めたかと思うと、またぱったりと止む・・・・と言う天気を何度も繰り返した。北陸とはこういう天候なのだとはじめて知った(たまたまこうだったのかも知れないけど・・・)。
 私は柴山潟に浮かぶうきうき弁天に行った後、周囲を歩き始めたのだが・・・。街の雰囲気がとーっても寂しい気分にさせたし、とっても寒くなってきたのですぐに引き返してきてしまった。

 冷えた体を温めるべく、早速温泉に入った。泉質は食塩泉。2種類の風呂が時間によって男湯、女湯に変わる。しばらく屋内の湯船で温まったあと、バーーンとドアを開けて一気に野天風呂へ駆け込んだ。気温が低いのでまごまごしていたら凍ってしまいそうだ。気温と湯の温度に差があるので、湯船に浸かっていると顔はひんやり、体はポカポカ。景色は柴山潟が見えて、雪見風呂が完成した。極楽極楽・・・。

 さて、風呂を出てしばらくゆっくりしていると夕食の時間となった。食事用の部屋へ移動すると準備が出来ていた。

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『すき焼きのように卵をつけて食べても良いし、玉子とじにしても良いと言う』 


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『別料金で追加したズワイガニ』


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 カニを食べるとみんな無口になりますね。ビールと日本酒を飲みながら夢中で食べました。そして、ずいぶん腹が一杯になったので部屋に戻ったんですが、後から聞いた話だと、吸い物がまだ出ていなかったとのこと!もっとゆっくりじっくり食べれば良かったとちょっと後悔。いつも私だけ食べるのが遅いので、気を使ってペースを上げたのがいけなかったな。


 食事を終えて部屋に戻ると柴山潟のうきうき弁天と噴水がライトアップされていた。カメラと三脚を準備してベランダに出て、寒さに耐えながら何枚か写真を撮った。
 この柴山潟では夏に花火が打ち上げられると言う。もしかしたらこの温泉地のベストシーズンは夏なのかもしれない。旅館の部屋から目の前に上がる打ち上げ花火を見たらそれは綺麗だろう。



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つづく





 ソネットブログがリニューアルしたばかりなので、なんだかいまいち書き辛いですね。慣れればそんな事無いんだろうけど。



*前回の話の中で出てきた私が絵付けした九谷焼の湯飲みが届きました。思ったよりは綺麗ですが(焼く前の色と焼き上がりの色が違うと言うことは知っていましたが、やはり想像とは違うできばえ)お見せするのは恥ずかしいなぁ。でも、見たいと言う方もおられるので今度お見せします^^;
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温泉旅行石川編 [旅日記]

 2月の16,17日に石川県に行ってきました。その様子を簡単に御紹介。

 2月14日、某居酒屋にて作戦会議。
「今回の旅ではカメラを忘れるなよ、旅行風景を一人一枚提出して、投票してもらい、優勝者を決める」
「賞品は?」
「そうだな、居酒屋1回おごりで」
「よし、やろうぜ!」

 16日、旅行当日の集合時間10分前。NOBから電話がかかってきた。
「あ、おはようございます」
「どうしたのか?」
「電車一本乗り遅れちまってさ」
「なんと!」
「ちょっと遅れるけどどうしようか?今池上なんだけど・・・」
「池上?いいよ、待ってるから早く来い」
 と言うことで、いきなりNOBが遅刻宣言。NOBらしい。
 集合場所の蒲田駅改札前にはまだ私の他に誰も来ていなかった。時刻は5:58。集合時刻は6:00と言うことになっているから、後2分しかない。
「まさか全員遅刻か?」
 と思っているところにItohshiが来た。
「なに!他には誰も来ていないのか?たるんでるな・・・なに!NOBはいきなり遅刻だと?愚かなヤツ」
 などと話をしていると、新蒲田三人組、ザワマツ、T坊、H/Kがやってきた。
「おはよう、昨晩は一睡もしてないよ、ところでNOBは?」
「電車に乗り遅れて遅刻だと、6時発の電車に乗るからまもなく来ると思うけど」
「しょうがねぇやつだな、おいてくか?」
 ちょうどその時にItohshiの電話が鳴った。GUNからである。GUNは、最初旅行に参加予定で意欲的に飛行機の手配などをしてくれていたが、どうしても外せない用事が出来てしまい、不参加となった。だが、気合で17日に日帰りを敢行することとなった。現地集合の予定だが、羽田まで見送りに来てくれると言う。
 そして、忘れてはいけないもう一人が鶴之丞。彼もどうしても仕事が休めないため、17日に現地で落ち合う事になっている。GUNは明日の朝、大好きな飛行機で。鶴之丞は今夜大好きな電車で金沢に向かう。
 ジリジリしながら待っていると、ようやくNOBが現れた。
「すんません」
 ニヤニヤしながらやってきた。まあ、必ず何かをやらかしてくれる男なので全員あきれるだけで許した。
「忘れ物は無いだろうな!」
「いや、それがよう、デジカメは持ってきたんだけど、電池が切れてて、充電器も忘れちまってよう・・・」
「なに?遅刻した上に忘れ物だと?話にならねぇな!」
「俺は携帯のカメラでエントリーするよ」
「まあ、しょうがねえな」
 6人そろったのでバスで羽田へ向かった。私は寝不足のせいか?気持悪い。
「ああ、寝不足で気持悪いよ・・・」
 ザワマツにいうと、
「飛行機が怖くて気持悪いんじゃないのか?」
「・・・ふ、そ、そんなわけないじゃん・・・」
 御存知の通り私は飛行機が大の苦手。出来る事なら乗りたくない。早くドコデモドアが発明されればいいのにと思う。
 羽田に着くとどこからとも無くGUNが現れた。


『雪の多いところへ向かう飛行機の中には途中で引き返す可能性のあるものも・・・』

 全員チェックインを済ませ、荷物を預けて、ゲートをくぐる。
 私は恐る恐るゲートをくぐったが、音はならず、一安心。だが、私はライターを二つ持っていた。一つは100円ライター。もう一つはオイル切れしているジッポーライター。
「ライターは一人一つまでです」
「じゃあ、これを放棄します」
「御自分の手でボックス内に入れてください」
 私は100円ライターを箱に入れた。その様子をT坊がニヤニヤしながら見ている。
「オイル入ってないから、つかないんだけどな・・・」
 私はT坊と話しながら進んだ。
「すみません、トレーをお返しください」
「!・・・・」
 私はトレーを持ったままだった。予想しなかったトラブルでテンパッテいたのだ。くっそー!恥ずかしい!
 そんなこんなで、飛行機の中へ。石川県小松空港までは1時間ほどで着くと言う。あっという間だろうがなんだろうが、飛行機はいやだ。仲間達は、私の緊張にこわばった顔を見ようと意味も無く私のほうを見る。俺の事はほっといてーっ!
 半ば気絶しながら1時間。飛行機は小松空港に降り立った。予想はしていたが、やはり寒い。雪もちらちらと降っている。レンタカーを借りて、まず向かったのは『安宅関』。歌舞伎の勧進帳の舞台となった場所だ。

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