東京湾は雨の中 [釣り日記]
「あ、のりさん?明日は雨らしいよ。何でも70パーセントくらいあるらしい。でもさ、中潮だし、なんだか釣れる様な気がしないか?釣り始める時間から午後2時くらいまで上げ潮だからさ、なんか釣れる気がするんだよね。針も良いの買ったしさ。え?つりニュース?見たの?そう、載っちゃってさぁ。まさか載るとは思っていなかったからびっくりだよ。何せ2杯しかつれなかったからさぁ、よっぽど良い写真がなかったのか俺が良い男だからなのか、それは知らねぇけどさ。まあ、良い記念だよ。じゃあ、明日。俺先に行ってっから。じゃあねー」
と言うことで、雨の天気予報もどこ吹く風でいつもお世話になっている久比里の山下丸さんへ釣り仲間と二人でお邪魔したのでした。ターゲットは予定通りカワハギです。
と言うことで、雨の天気予報もどこ吹く風でいつもお世話になっている久比里の山下丸さんへ釣り仲間と二人でお邪魔したのでした。ターゲットは予定通りカワハギです。
緊急更新 [私事]
このところ、隔週更新とのんびりブログを楽しんでいる私ですが、今日に限っては2度目の更新。
一日二回も更新するなんて、とってもいい天気なのに雨が降らなければ良いが・・・。
まあ、これには訳があります。
本日は休みを利用して買い物に出かけました。
昼前に蒲南茶荘でお茶を数種類買い、京急蒲田のラーメン屋で昼食。そして24日の釣りのために釣具屋さんを覗いて帰ってくる。夕方からは芝居を見に(友人が出るので)池袋まで出かけ、帰りに行きつけの居酒屋で一杯飲んで帰ってこようというなかなか充実した一日の計画!
さて、スクーターに乗って久しぶりにお茶屋さんにお邪魔。数種類のお茶を購入し、丁寧な説明も受けて、その上お茶も2杯味わって社長と四代目に見送られてお店を後に。買ったお茶のどれから開封しようかわくわく考えながらラーメン屋へ。
夕食まではかなり時間が空いてしまう。芝居見物中にお腹がグーグーなっては恥ずかしいからチャーシュー麺でも食べようかと思っていたが、細かいお金が足りずに普通のラーメンを食べた。後50円・・・。いや、十円玉があと一枚あればチャーシューを追加できたのに。まあ、いいか。芝居見物に出かける前にパンでもかじれば・・・。
腹を満たして釣具屋へ。カワハギは口が小さい上に餌取り上手。針は良いものを使わねばならない。そこで「これはいいぞ」と小耳に挟んだ釣り針を購入。24日は大漁間違いなし!寒いと釣ってて辛いので長靴を新調。前回は小さ目を買ってかなり窮屈だったので大き目を買った。これならば厚い靴下を重ねて履く事もできるだろう。と言うわけで厚いあったか靴下も同時購入。
レジで会計している時にあるものが目に映った。
『週間釣りニュース』
皆様は11月16日にアップしたイカ釣りの記事を覚えておいでだろうか?読んでいない方はぜひクリック。
読んだ方は続きを読むをクリック。
一日二回も更新するなんて、とってもいい天気なのに雨が降らなければ良いが・・・。
まあ、これには訳があります。
本日は休みを利用して買い物に出かけました。
昼前に蒲南茶荘でお茶を数種類買い、京急蒲田のラーメン屋で昼食。そして24日の釣りのために釣具屋さんを覗いて帰ってくる。夕方からは芝居を見に(友人が出るので)池袋まで出かけ、帰りに行きつけの居酒屋で一杯飲んで帰ってこようというなかなか充実した一日の計画!
さて、スクーターに乗って久しぶりにお茶屋さんにお邪魔。数種類のお茶を購入し、丁寧な説明も受けて、その上お茶も2杯味わって社長と四代目に見送られてお店を後に。買ったお茶のどれから開封しようかわくわく考えながらラーメン屋へ。
夕食まではかなり時間が空いてしまう。芝居見物中にお腹がグーグーなっては恥ずかしいからチャーシュー麺でも食べようかと思っていたが、細かいお金が足りずに普通のラーメンを食べた。後50円・・・。いや、十円玉があと一枚あればチャーシューを追加できたのに。まあ、いいか。芝居見物に出かける前にパンでもかじれば・・・。
腹を満たして釣具屋へ。カワハギは口が小さい上に餌取り上手。針は良いものを使わねばならない。そこで「これはいいぞ」と小耳に挟んだ釣り針を購入。24日は大漁間違いなし!寒いと釣ってて辛いので長靴を新調。前回は小さ目を買ってかなり窮屈だったので大き目を買った。これならば厚い靴下を重ねて履く事もできるだろう。と言うわけで厚いあったか靴下も同時購入。
レジで会計している時にあるものが目に映った。
『週間釣りニュース』
皆様は11月16日にアップしたイカ釣りの記事を覚えておいでだろうか?読んでいない方はぜひクリック。
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タグ:週間釣りニュース
雨の日に薔薇なんか撮っちゃったりして [私事]
休みの日に近所のホームセンターへ出かけた。
バイクを拭くウェットシートを買う為だった。
車用のペーパーを選び、ついでに封筒やトイレクイックルを購入。さらに熱帯魚用品売り場を見たり店内をうろついた。
店を出ると土などの園芸用品や花の苗が売られている。
(そうだ。クリスマスローズでも買ってみようか・・・・)
等と考えながら苗売り場をさまよった。クリスマスローズはポット入りの苗が売っていたが、、鉢入りのものがほしかった為(初年度は植え替えしたくないような気がして・・・)諦めた。代わりに買ったのがミニ薔薇。赤いのが欲しかったが、売っていなかったので黄色の物とピンクの物を買った。
スクーターにまたがると、鉢が二つ入った袋をぶら下げ、極力風の抵抗を受けないようにのろのろ運転で家に帰った。
家に帰り着いて袋から出し、屋上の空いたスペースに並べて置いた。写真でも撮ろうかな・・・と思いながらしばらく眺めていると雨が降ってきたのだった。
雨はだんだん強くなる。私は少しあわてながら部屋に戻ったのだった。そして窓から雨に降られるミニ薔薇をしばらく眺めていた。
バイクを拭くウェットシートを買う為だった。
車用のペーパーを選び、ついでに封筒やトイレクイックルを購入。さらに熱帯魚用品売り場を見たり店内をうろついた。
店を出ると土などの園芸用品や花の苗が売られている。
(そうだ。クリスマスローズでも買ってみようか・・・・)
等と考えながら苗売り場をさまよった。クリスマスローズはポット入りの苗が売っていたが、、鉢入りのものがほしかった為(初年度は植え替えしたくないような気がして・・・)諦めた。代わりに買ったのがミニ薔薇。赤いのが欲しかったが、売っていなかったので黄色の物とピンクの物を買った。
スクーターにまたがると、鉢が二つ入った袋をぶら下げ、極力風の抵抗を受けないようにのろのろ運転で家に帰った。
家に帰り着いて袋から出し、屋上の空いたスペースに並べて置いた。写真でも撮ろうかな・・・と思いながらしばらく眺めていると雨が降ってきたのだった。
雨はだんだん強くなる。私は少しあわてながら部屋に戻ったのだった。そして窓から雨に降られるミニ薔薇をしばらく眺めていた。
タグ:ミニバラ
イカの王様を求めて [釣り日記]
アオリイカと言うイカがいる。なかなかの高級イカである。
今月から行きつけの釣り船屋さんにて乗合船がスタートしたので早速行ってみた。
イカと言うのはあの足で魚などを捕らえ、鋭い嘴で食べている。餌は釣り方によっても色々で、生きたアジを泳がせて釣る方法もあれば、エギ(餌木)をたくみに操ってイカを抱きつかせると言う方法もある。
今回はエギを使った釣り方である。ちなみにエギってこういうの↓
これを水中でしゃくるとあたかも生きた小魚かエビのように見えるのか、忍び寄って抱きついてくる。
エギの色は多数あるが、ピンクやオレンジが実績があるようである。この色の選択が重要で、ハズレカラーを選ぶと全く釣れないと言うことにもなりかねない。その日のイカの機嫌を見極めていち早く当たりカラーを選択するのが好釣果への近道。
さて、釣り当日。天気予報は曇り。釣り船屋に着くと、用意を済ませ、エギを買い足しに受け付けに行った。海底にエギが引っかかり、無くしてしまう事もあるため、予備がないと心細い物だ。受付に行くと、ちょうど船長がいたので話しかけた。
「やっぱりピンク?」
「うーん、オレンジ・・・」
そういいながら船長はいくつかあるエギの中から、くすんだ銀色のエギを選び出した。
「これが面白いよ」
良く見てみると、それはコノシロ(コハダの親)カラーのエギで、とってもリアルに出来ていた。ピンクやオレンジに比べるととっても地味。海水の色が透明で、明るい日などはナチュラルな色のエギが効果を発揮すると言うが、今日は曇り。しかし、船長がおすすめするならと、一つ買ってみた。秘密兵器として面白い釣果を期待したい。
船に戻ると一人の若者がデジタル一眼レフで写真を撮っている。
「ほう・・・」
釣りと写真が好きなんて、似ている人もいるものだ。そう思っているとその男が話しかけてきた。手には釣り専門の新聞を持っている。
「おはようございます。週間釣りニュースの者です。御存知ですか?」
「ええ、たまに読みますよ」
「ありがとうございます。今日は取材させていただこうと思いまして。それで、釣れた時など写真を撮らせていただきたいんですがよろしいですか?」
「ええ、良いですよ」
「ではよろしくお願いします。こちら差し上げます」
そう言って週間釣りニュースを手渡した。
(ふ、ふふ、ふはははは!これででっかいアオリイカの2~3杯も釣り上げれば俺はスーパーヒーローだ!)
私は野望に燃えつつ、入念にエギを選択した。
朝、暗い時や濁り潮には派手な色がいいと言う。船長はピンクよりオレンジを押していたような感じだったのでまずは上の写真のオレンジのエギをチョイスした。周りの釣り人たちもピンクやオレンジを選択しているようだ。
船がポイントに到着して釣りがスタート。いきなり私の隣の釣り人が小ぶりではあるがスミイカ(コウイカ)を釣り上げた。
「先を越された!」
だがまだ始まったばかり。私は竿をしゃくるテンポを色々試しながらイカの乗りを待った。しばらくするとズシンと竿を振り上げる腕に衝撃が走った。巻き上げると、あまり大きくはないがスミイカだった。よしよし。オレンジのエギでよかったみたい。
さらにエギを投入。しゃくり続けると再びグンッっと衝撃が。
「よっしゃぁ」
逃げられないようにリールを巻いていると釣りニュースの記者がカメラを構えて近づいていた。
(ヒーローになるチャンス!)
私は慎重に糸を巻き上げると、エギをつかんでそっと取り込んだ。これもアオリイカではなくスミイカだった。
私は取り込んだ瞬間にカメラを振り向きピースサイン。記者がシャッターを押す。隣の釣り人達から笑いが漏れた!
(よし!ウケた!)
「もう一枚お願いします。ついでにこれも着てください」
ライフジャケットを手渡してきた。なるほど、安全のために船の上ではライフジャケットを着るのが正しい!私も金に余裕があればぜひ一着ほしい所だ。エギに抱きついたままのスミイカを記者に渡し、代わりにライフジャケットを受け取り羽織った。かぶっていたジャンパーのフードを外し、顔をあらわにし、帽子のひさしで顔が暗くならないように浅めにかぶりなおした。記者がイカを渡しに返す。スミイカを刺激しないようにそーっと受け取る。スミイカの墨はその名の通り墨汁のように黒く、強烈である。刺激すれば一気に墨を吐き出し、その墨を浴びた者は真っ黒けになってしまう。しかもなかなか落ちない。釣り人はこれを墨爆弾と呼ぶ。
イカをかざし、カメラに向かってポーズ。あまり顔には近付けたくないが、
「もうちょっと顔のそばでお願いします」
と、カメラマンが言う。
恐る恐る顔に近づけた瞬間。
「ブシュッブシュシュゥー!!」
「うわぁ~っ!」
イカが墨を撒き散らしたかに思えた。しかしそれは幸いに海水だけだったので被害には至らなかった。
気を取り直して写真に納まった。
「はい、ありがとうございました!」
私はイカをバケツにそっと置き、ライフジャケットを返した。
(フッ、フフフ・・・釣りが始まってまだ30分ほど。それでこのペースなら20杯近く釣れるんじゃないか?それに、巨大アオリイカも夢ではない。そうなれば釣りニュースの一面トップも夢ではなくなる。だがまだだ。まだ安心するには早い)
気を引き締めながらも、頬は緩んでしまうのであった。
それから約2時間後。どうやら潮の流れもイマイチ。全く釣れていない。エギの色をピンクにしたり、船長おすすめのコノシロカラーにしてみたり。はたまたしゃくるスピードを変えてみたりといろいろやってみるが、全く釣れない。そして雨が降りだした・・・。
船の上は寒く、曇り予報だった為完璧な防水ジャケットで挑まなかった私のズボンに雨水が染みて来るのを感じた。途中、エギに鋭い噛み傷がついたりもしたし、(イカが?)チップしたりもしたが一向に乗らない。たまに釣り上げる人のエギを盗み見ては、エギの色をまねたりもした。しゃくるタイミングを併せたりもした。
2杯目を釣って釣りニュースの記者に写真を撮ってもらってから6時間が経っても私は1杯のイカも手に出来なかった。 そして雨と寒さに震え、釣り終了の時間となった。
(こ、、、こんなはずじゃない、、、)
帰りの船の上、船長に聞いてみた。
「今日の頭はいくつ?」
「アオリが1杯とスミイカ8で9杯だね。二番手の人が6杯かな」
「出だしが良かったからもっといけると思ってたけど、最初だけだったね」
「そうだね。潮が流れなかったからねぇ。潮が行きだせばまた釣れると思うよ」
「また来ます・・・」
こうして私はヒーローとは程遠い結果に打ちのめされたのでした。釣り上げた2杯のスミイカは刺身でいただきました。スミイカは釣ったその日より1日か2日くらい寝かせた方が甘みが増して美味くなる。沢山釣れたら毎日その味の変化を楽しめたのになぁ。
まあ、次です次!24日にカワハギ釣りに行って来る予定です!
『今回の全釣果 スミイカちゃん2杯』
今月から行きつけの釣り船屋さんにて乗合船がスタートしたので早速行ってみた。
イカと言うのはあの足で魚などを捕らえ、鋭い嘴で食べている。餌は釣り方によっても色々で、生きたアジを泳がせて釣る方法もあれば、エギ(餌木)をたくみに操ってイカを抱きつかせると言う方法もある。
今回はエギを使った釣り方である。ちなみにエギってこういうの↓
これを水中でしゃくるとあたかも生きた小魚かエビのように見えるのか、忍び寄って抱きついてくる。
エギの色は多数あるが、ピンクやオレンジが実績があるようである。この色の選択が重要で、ハズレカラーを選ぶと全く釣れないと言うことにもなりかねない。その日のイカの機嫌を見極めていち早く当たりカラーを選択するのが好釣果への近道。
さて、釣り当日。天気予報は曇り。釣り船屋に着くと、用意を済ませ、エギを買い足しに受け付けに行った。海底にエギが引っかかり、無くしてしまう事もあるため、予備がないと心細い物だ。受付に行くと、ちょうど船長がいたので話しかけた。
「やっぱりピンク?」
「うーん、オレンジ・・・」
そういいながら船長はいくつかあるエギの中から、くすんだ銀色のエギを選び出した。
「これが面白いよ」
良く見てみると、それはコノシロ(コハダの親)カラーのエギで、とってもリアルに出来ていた。ピンクやオレンジに比べるととっても地味。海水の色が透明で、明るい日などはナチュラルな色のエギが効果を発揮すると言うが、今日は曇り。しかし、船長がおすすめするならと、一つ買ってみた。秘密兵器として面白い釣果を期待したい。
船に戻ると一人の若者がデジタル一眼レフで写真を撮っている。
「ほう・・・」
釣りと写真が好きなんて、似ている人もいるものだ。そう思っているとその男が話しかけてきた。手には釣り専門の新聞を持っている。
「おはようございます。週間釣りニュースの者です。御存知ですか?」
「ええ、たまに読みますよ」
「ありがとうございます。今日は取材させていただこうと思いまして。それで、釣れた時など写真を撮らせていただきたいんですがよろしいですか?」
「ええ、良いですよ」
「ではよろしくお願いします。こちら差し上げます」
そう言って週間釣りニュースを手渡した。
(ふ、ふふ、ふはははは!これででっかいアオリイカの2~3杯も釣り上げれば俺はスーパーヒーローだ!)
私は野望に燃えつつ、入念にエギを選択した。
朝、暗い時や濁り潮には派手な色がいいと言う。船長はピンクよりオレンジを押していたような感じだったのでまずは上の写真のオレンジのエギをチョイスした。周りの釣り人たちもピンクやオレンジを選択しているようだ。
船がポイントに到着して釣りがスタート。いきなり私の隣の釣り人が小ぶりではあるがスミイカ(コウイカ)を釣り上げた。
「先を越された!」
だがまだ始まったばかり。私は竿をしゃくるテンポを色々試しながらイカの乗りを待った。しばらくするとズシンと竿を振り上げる腕に衝撃が走った。巻き上げると、あまり大きくはないがスミイカだった。よしよし。オレンジのエギでよかったみたい。
さらにエギを投入。しゃくり続けると再びグンッっと衝撃が。
「よっしゃぁ」
逃げられないようにリールを巻いていると釣りニュースの記者がカメラを構えて近づいていた。
(ヒーローになるチャンス!)
私は慎重に糸を巻き上げると、エギをつかんでそっと取り込んだ。これもアオリイカではなくスミイカだった。
私は取り込んだ瞬間にカメラを振り向きピースサイン。記者がシャッターを押す。隣の釣り人達から笑いが漏れた!
(よし!ウケた!)
「もう一枚お願いします。ついでにこれも着てください」
ライフジャケットを手渡してきた。なるほど、安全のために船の上ではライフジャケットを着るのが正しい!私も金に余裕があればぜひ一着ほしい所だ。エギに抱きついたままのスミイカを記者に渡し、代わりにライフジャケットを受け取り羽織った。かぶっていたジャンパーのフードを外し、顔をあらわにし、帽子のひさしで顔が暗くならないように浅めにかぶりなおした。記者がイカを渡しに返す。スミイカを刺激しないようにそーっと受け取る。スミイカの墨はその名の通り墨汁のように黒く、強烈である。刺激すれば一気に墨を吐き出し、その墨を浴びた者は真っ黒けになってしまう。しかもなかなか落ちない。釣り人はこれを墨爆弾と呼ぶ。
イカをかざし、カメラに向かってポーズ。あまり顔には近付けたくないが、
「もうちょっと顔のそばでお願いします」
と、カメラマンが言う。
恐る恐る顔に近づけた瞬間。
「ブシュッブシュシュゥー!!」
「うわぁ~っ!」
イカが墨を撒き散らしたかに思えた。しかしそれは幸いに海水だけだったので被害には至らなかった。
気を取り直して写真に納まった。
「はい、ありがとうございました!」
私はイカをバケツにそっと置き、ライフジャケットを返した。
(フッ、フフフ・・・釣りが始まってまだ30分ほど。それでこのペースなら20杯近く釣れるんじゃないか?それに、巨大アオリイカも夢ではない。そうなれば釣りニュースの一面トップも夢ではなくなる。だがまだだ。まだ安心するには早い)
気を引き締めながらも、頬は緩んでしまうのであった。
それから約2時間後。どうやら潮の流れもイマイチ。全く釣れていない。エギの色をピンクにしたり、船長おすすめのコノシロカラーにしてみたり。はたまたしゃくるスピードを変えてみたりといろいろやってみるが、全く釣れない。そして雨が降りだした・・・。
船の上は寒く、曇り予報だった為完璧な防水ジャケットで挑まなかった私のズボンに雨水が染みて来るのを感じた。途中、エギに鋭い噛み傷がついたりもしたし、(イカが?)チップしたりもしたが一向に乗らない。たまに釣り上げる人のエギを盗み見ては、エギの色をまねたりもした。しゃくるタイミングを併せたりもした。
2杯目を釣って釣りニュースの記者に写真を撮ってもらってから6時間が経っても私は1杯のイカも手に出来なかった。 そして雨と寒さに震え、釣り終了の時間となった。
(こ、、、こんなはずじゃない、、、)
帰りの船の上、船長に聞いてみた。
「今日の頭はいくつ?」
「アオリが1杯とスミイカ8で9杯だね。二番手の人が6杯かな」
「出だしが良かったからもっといけると思ってたけど、最初だけだったね」
「そうだね。潮が流れなかったからねぇ。潮が行きだせばまた釣れると思うよ」
「また来ます・・・」
こうして私はヒーローとは程遠い結果に打ちのめされたのでした。釣り上げた2杯のスミイカは刺身でいただきました。スミイカは釣ったその日より1日か2日くらい寝かせた方が甘みが増して美味くなる。沢山釣れたら毎日その味の変化を楽しめたのになぁ。
まあ、次です次!24日にカワハギ釣りに行って来る予定です!
『今回の全釣果 スミイカちゃん2杯』
トコトコきっぷ [旅日記]
え~。更新間隔が空いております。ほとんど隔週刊ですな。
☆9月の末の事になる。
ふと思い立ち、箱根に行ってきた。
ススキでも見ようと思ってのことだったが、天気もあまり良くなく、ススキの穂の見頃にはほんのわずかに早い感じだった。
まず、小田原まで行き、小田急のきっぷ売り場でトコトコきっぷと言うのを買った。これがあれば、箱根登山電車とケーブルカーが乗り放題だという事だった。
小田原から強羅までが電車。そこからケーブルカーに乗って早雲山そこでロープウエイに乗って大涌谷まで行った。大涌谷を見物した後は強羅まで戻って、そこからバスに乗って仙石原方面へ向かった。ススキを見た後に、バス停近くにある湿生花園に立ち寄り、またバスで強羅そして電車で蒲田まで帰ってきた。
『強羅駅』
私の乗った登山電車はスイッチバックを数度行い、強羅駅へ登ってきた。
日曜日と言うこともあり、人が結構いる。紅葉の頃にはさらに混雑する事だろう。ここからケーブルカーに乗り換える。
ケーブルカーで早雲山駅まで。滑るような動きで、多少の違和感を覚えた。
いよいよロープウェイ。滅多に乗ることが無いのでちょっとビビル。私は冬に雪山にも行かないのでリフトにも乗りなれていない。絶叫マシンと飛行機は苦手である。・・・・あまり関係ないか。
ロープウェイからの眺め。色づく季節にはさぞかしいい眺めだろう。
大涌谷上空。湯気が上がり、雰囲気がある。硫黄の臭いが漂ってくる。
大涌谷で下りて散策。ものすごい硫黄臭である。人は多い。周辺を廻ってみると人だかりが出来ていた。何であろうかと、見てみると、名物の黒玉子を作っている現場であった。
このように次々と人気の黒玉子を茹でまくります。
出来た黒玉子はこのように空を飛んで売店へ直行!
途中、パンチ佐藤さんがロケをしていた。旅番組か何かだろうか?
私は朝飯も食わずに家を出てきた事を思い出し、売店まで戻るとホットドッグ1本と缶コーヒー1本で昼食とした。ガスにやられたか、多少気分が悪い。ここからは天気がよければ綺麗な富士山が見えると言うから気分も違っただろうに。残念。
ロープウェイで強羅まで戻り、そこからバスで湿生花園前まで。ススキが陽に照らされてキラキラ輝く様を写真に収めようともくろんでいたのだが、天気が悪くて見事に失敗。それでもススキの名所をススキに埋もれながら歩き回った。見渡す限りススキ。
以前晴れた時に来たことがあったが、そのときはキラキラしていてとても綺麗だった。今回は残念でした。
帰り際に、湿生花園に寄ってみた。空はいっそう暗く、わずかに雨も降り出した。じっくり見たかったが、日帰りだしそうも行かず、足早に見て廻った。
写真をいくつか撮ったが、いつものように名前は忘れてしまいました。
こんなのとか。
こんなのとか・・・モミジか(花じゃないけど)?
こんなのとか。
なんだか知らないけどちょっと可愛い。
どれも見たことがある花でしたが、パッと名前が出てきませんね。他にも女郎花やら吾亦紅やら沢山咲いていました。
うーん。毎度の事ながら、こういう所には一泊温泉付き出来てのんびり見て回りたいですね。
帰りに小田原で、カツオの塩辛とワサビ海苔を買ってきました。酒とご飯に良く合うんだなぁーこれが。
☆9月の末の事になる。
ふと思い立ち、箱根に行ってきた。
ススキでも見ようと思ってのことだったが、天気もあまり良くなく、ススキの穂の見頃にはほんのわずかに早い感じだった。
まず、小田原まで行き、小田急のきっぷ売り場でトコトコきっぷと言うのを買った。これがあれば、箱根登山電車とケーブルカーが乗り放題だという事だった。
小田原から強羅までが電車。そこからケーブルカーに乗って早雲山そこでロープウエイに乗って大涌谷まで行った。大涌谷を見物した後は強羅まで戻って、そこからバスに乗って仙石原方面へ向かった。ススキを見た後に、バス停近くにある湿生花園に立ち寄り、またバスで強羅そして電車で蒲田まで帰ってきた。
『強羅駅』
私の乗った登山電車はスイッチバックを数度行い、強羅駅へ登ってきた。
日曜日と言うこともあり、人が結構いる。紅葉の頃にはさらに混雑する事だろう。ここからケーブルカーに乗り換える。
ケーブルカーで早雲山駅まで。滑るような動きで、多少の違和感を覚えた。
いよいよロープウェイ。滅多に乗ることが無いのでちょっとビビル。私は冬に雪山にも行かないのでリフトにも乗りなれていない。絶叫マシンと飛行機は苦手である。・・・・あまり関係ないか。
ロープウェイからの眺め。色づく季節にはさぞかしいい眺めだろう。
大涌谷上空。湯気が上がり、雰囲気がある。硫黄の臭いが漂ってくる。
大涌谷で下りて散策。ものすごい硫黄臭である。人は多い。周辺を廻ってみると人だかりが出来ていた。何であろうかと、見てみると、名物の黒玉子を作っている現場であった。
このように次々と人気の黒玉子を茹でまくります。
出来た黒玉子はこのように空を飛んで売店へ直行!
途中、パンチ佐藤さんがロケをしていた。旅番組か何かだろうか?
私は朝飯も食わずに家を出てきた事を思い出し、売店まで戻るとホットドッグ1本と缶コーヒー1本で昼食とした。ガスにやられたか、多少気分が悪い。ここからは天気がよければ綺麗な富士山が見えると言うから気分も違っただろうに。残念。
ロープウェイで強羅まで戻り、そこからバスで湿生花園前まで。ススキが陽に照らされてキラキラ輝く様を写真に収めようともくろんでいたのだが、天気が悪くて見事に失敗。それでもススキの名所をススキに埋もれながら歩き回った。見渡す限りススキ。
以前晴れた時に来たことがあったが、そのときはキラキラしていてとても綺麗だった。今回は残念でした。
帰り際に、湿生花園に寄ってみた。空はいっそう暗く、わずかに雨も降り出した。じっくり見たかったが、日帰りだしそうも行かず、足早に見て廻った。
写真をいくつか撮ったが、いつものように名前は忘れてしまいました。
こんなのとか。
こんなのとか・・・モミジか(花じゃないけど)?
こんなのとか。
なんだか知らないけどちょっと可愛い。
どれも見たことがある花でしたが、パッと名前が出てきませんね。他にも女郎花やら吾亦紅やら沢山咲いていました。
うーん。毎度の事ながら、こういう所には一泊温泉付き出来てのんびり見て回りたいですね。
帰りに小田原で、カツオの塩辛とワサビ海苔を買ってきました。酒とご飯に良く合うんだなぁーこれが。
きいてけらいんとおがった 後編 [旅日記]
さて、買出しを終えた我々は建築中の民家へ戻った。
これからバーベキューが開始されるのである。
庭へ出て準備開始。私はバーベキューの経験があまり無いのだが、好きか嫌いかと聞かれたら大好きだと答える。
まずは炭に火をつけなければならないのだが、これがなかなか大変。ふうふう吹いたり煽ったりして泣きながらも何とか炭を真っ赤にする事が出来た。体力の80%を消費した。着火剤やライターを使ってこれなんだから、昔の人は凄いなと尊敬しちゃう。
さて、まずはサンマを焼くか。
サンマを網の上に乗せた瞬間、すぐに煙が上がり、サンマから出た脂が炭に落ち火力が増した。
「わおー!燃えちまう!」
ひっくり返そうとしたが、皮が網にくっついて剥がれてしまった。
何とか転がしてこんがりと焼きあがりました。
美味しそうでしょ?サンマ苦いかしょっぱいか・・・。
ではホタテでも焼こうか。
ホタテを網に乗せてしばらく炙ると、両側の殻に付いていた身が炙った方がはがれる。そこで裏返して焼くとぱっかりと蓋が開く。
程よく炙って醤油を一点しして完成・・・・。のはずなんだが・・・蓋は開かないは、スープは蒸発してカラカラだは・・。
ね、とっても美味しそうでしょ?・・・・・美味けりゃいいのです!たっぷり肉厚で美味しかったです!
宮城といえば牛タンを忘れてはいけない。
ジュー!塩コショウを振っていただきました。私は焼きすぎるのは好きではないので炙る程度です。昔、小学校低学年にして、焼肉屋でカルビを網にも乗せず100%生で食ったと言う伝説を持っているほどです。 いや、本当はユッケと間違えただけです。でも美味かったです。ある意味禁断の味です。よい子は真似をしないほうが良いと思います。
その他の肉も炙り始めて、準備万端。乾杯しましょう。
クーッ、美味い!炭火でほてった体に浸み渡る。
そして西の空を見てみると!
夕焼けを観賞しながら写真を撮ったり肉やサンマをむさぼり食ったり・・・宴は進む。
「帰りたくない~」
さて、ここで30歳を迎えたT氏へ各自プレゼントを渡すと言うサプライズ企画が発動。T氏は大喜び。本当は車が欲しかったらしいのだが、それは無理。
私は前日にあわてて蒲南茶荘で買った急須と紫水のセットをプレゼンツ!これでお茶ファン一人増殖。
『あまりのうれしさに喜びのジャンプを見せるT氏。祝賀の踊りを贈るのは特別出演 山刃斎』
こうして我々の旅はあっという間に終わったのでした。とっても楽しい旅でした。私を旅に誘ってくれた皆さんありがとうございました!またどこか行きましょう!
きいてけらいん遠刈田 完
これからバーベキューが開始されるのである。
庭へ出て準備開始。私はバーベキューの経験があまり無いのだが、好きか嫌いかと聞かれたら大好きだと答える。
まずは炭に火をつけなければならないのだが、これがなかなか大変。ふうふう吹いたり煽ったりして泣きながらも何とか炭を真っ赤にする事が出来た。体力の80%を消費した。着火剤やライターを使ってこれなんだから、昔の人は凄いなと尊敬しちゃう。
さて、まずはサンマを焼くか。
サンマを網の上に乗せた瞬間、すぐに煙が上がり、サンマから出た脂が炭に落ち火力が増した。
「わおー!燃えちまう!」
ひっくり返そうとしたが、皮が網にくっついて剥がれてしまった。
何とか転がしてこんがりと焼きあがりました。
美味しそうでしょ?サンマ苦いかしょっぱいか・・・。
ではホタテでも焼こうか。
ホタテを網に乗せてしばらく炙ると、両側の殻に付いていた身が炙った方がはがれる。そこで裏返して焼くとぱっかりと蓋が開く。
程よく炙って醤油を一点しして完成・・・・。のはずなんだが・・・蓋は開かないは、スープは蒸発してカラカラだは・・。
ね、とっても美味しそうでしょ?・・・・・美味けりゃいいのです!たっぷり肉厚で美味しかったです!
宮城といえば牛タンを忘れてはいけない。
ジュー!塩コショウを振っていただきました。私は焼きすぎるのは好きではないので炙る程度です。昔、小学校低学年にして、焼肉屋でカルビを網にも乗せず100%生で食ったと言う伝説を持っているほどです。 いや、本当はユッケと間違えただけです。でも美味かったです。ある意味禁断の味です。よい子は真似をしないほうが良いと思います。
その他の肉も炙り始めて、準備万端。乾杯しましょう。
クーッ、美味い!炭火でほてった体に浸み渡る。
そして西の空を見てみると!
夕焼けを観賞しながら写真を撮ったり肉やサンマをむさぼり食ったり・・・宴は進む。
「帰りたくない~」
さて、ここで30歳を迎えたT氏へ各自プレゼントを渡すと言うサプライズ企画が発動。T氏は大喜び。本当は車が欲しかったらしいのだが、それは無理。
私は前日にあわてて蒲南茶荘で買った急須と紫水のセットをプレゼンツ!これでお茶ファン一人増殖。
『あまりのうれしさに喜びのジャンプを見せるT氏。祝賀の踊りを贈るのは特別出演 山刃斎』
こうして我々の旅はあっという間に終わったのでした。とっても楽しい旅でした。私を旅に誘ってくれた皆さんありがとうございました!またどこか行きましょう!
きいてけらいん遠刈田 完
きいてけらいんとおがった 前編 [旅日記]
私はまだ行った事のない県がたくさんある。日本全県一度は巡ってみたいと思っているが、なかなか難しい。
先月の事、まだ行った事のない県に行くチャンスが訪れた。それは宮城県。以前働いていた会社の人に誘われての『強行サプライズバーべキュー海遊び山遊びドライヴィングブーメランフリスビーin遠刈田』である。名称は今私が決めました。遠刈田(とおがった)と言うのは地名です。
多分、この辺だと思うんですが、詳しい事は分かりません。
夜、東京をネコアザラシさんのジープに5人が乗り込み出発。かなり窮屈だが楽しいたびの始まりだった。4時間ほど?で、宮城県に到着した。時刻は夜中。星がとても綺麗だった。怖いくらいの星空とはこれを言うのだ。
軽くビールを飲んで、「本当に山刃斎が体験した怖い話」等をしているうちに結局朝が近くなってしまったので就寝。朝8時に目覚めて遊びまくる予定だった。
あっという間に朝がやってきた。
山裾に雲だか霧だかがかかって幻想的。空気も美味い。さて、どこへ出かけるのか?
曲がりくねった山道を登り辿り着いたのは刈田岳と言う山だった。大変景色が良いと言う。刈田岳(かっただけ)山頂からはオカマが見えると言う。オカマとは一体何ぞや?
この日の天気は午後から崩れるそうな・・・。とってもいい天気で信じられないが、山の天気とはそうしたものか?
まだ見ぬオカマに思いを馳せながら車を降り、辺りを見回す。素晴らしい景色。青空が広がり、雲を見下ろす。感動的!
『景色を眺めるTさん30歳』
そしてこれが御釜である。
『蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なのでお釜という名前がついています。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気をもち、冬の樹氷とともに蔵王の象徴となっています。
今まで26回の噴火を繰返し最近では、明治28年2月15日に噴火しました。昭和14年測深した当時は、深さ63メートルありましたが五色岳断崖の崩壊により年々埋まり昭和43年測深時では、最大深度27.6メートル、平均深度17.8メートル、周囲1,080メートル、東西径325メートル南北径335メートルでした。
湖水は強酸性のため生物は生息できません。水温は表面から10数メートルの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖です。太陽光線の当たり方で、さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁り川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。』 蔵王町ホームページより引用。
こんなカルデラ湖は見た事がなかったので、眠気も吹っ飛ぶ大感動!しかも天気が良くないと見ることが出来ないと言うから、タイミング的にもnice!であった。
頂上の社にお参りして下山。
次に向かったのはなにやら牧場。
羊。
山羊!アルプスの少女ハイジに出てきそうな山羊。可愛いでしょ?沖縄では食いました。
牛。
兎。
子ウサギを無料で分けていました。里親募集といった所でしょう。思わず連れて帰りたくなっちゃっている人もちらほら見受けられた。
この牧場では時間帯によってはアイス作りなどの体験も出来るらしい。お土産コーナーにはチーズ、バター等の乳製品を売っていた。その中でも、
「このチーズドリンクが美味いんだよ」
と、ネコアザラシさんが購入。牛乳のような1ℓパックに入って420円。けっこうな値段。ちょいと分けてもらったが、なかなかのお味。
さて、牧場を後にして、チーズ工場に向かう選択肢も合ったのだが、
「この牧場と似た様なもんだから・・・」
と言うことで温泉街に立ち寄った。アイスを食って一休み。
ヤマザキショップの屋根には巨大な天狗が。
♪きいてけらいんとーがった~、田舎のコーヒー&レストラン えんそう~えんそう~えんそう~~♪♪
看板に書いてある文句に勝手にメロディーをつけて歌う者あり。
この辺りではこけしが有名らしい。川にかかる橋も大きなこけしを象った物だった。
さて、時刻は2時半。そろそろメインイベントのバーベキューに向けて買出しに行かなければ。
我々は買出しに向かう車の中で『きいてけらいん遠刈田の歌』を壊れたレコードプレーヤーのように何度も歌いながらスーパーマーケット?へ向かうのだった。
*「きいてけらいん」とは?
「きいてけらいんとはどういう意味だろうか?」
「いらっしゃいませ的な感じ?」
「聞いてください?」
「来てくださいかもよ?」
調べた結果、「けらいん」とは「ください」と言う意味で良さそう。問題は「きいて」の部分である。そのまま「聞いて」なのか、「来て」なのか確信が持てない。
御存知の方がいらっしゃったら、そっと教えてくださるとありがたいです。
バーベキューへ続く
先月の事、まだ行った事のない県に行くチャンスが訪れた。それは宮城県。以前働いていた会社の人に誘われての『強行サプライズバーべキュー海遊び山遊びドライヴィングブーメランフリスビーin遠刈田』である。名称は今私が決めました。遠刈田(とおがった)と言うのは地名です。
多分、この辺だと思うんですが、詳しい事は分かりません。
夜、東京をネコアザラシさんのジープに5人が乗り込み出発。かなり窮屈だが楽しいたびの始まりだった。4時間ほど?で、宮城県に到着した。時刻は夜中。星がとても綺麗だった。怖いくらいの星空とはこれを言うのだ。
軽くビールを飲んで、「本当に山刃斎が体験した怖い話」等をしているうちに結局朝が近くなってしまったので就寝。朝8時に目覚めて遊びまくる予定だった。
あっという間に朝がやってきた。
山裾に雲だか霧だかがかかって幻想的。空気も美味い。さて、どこへ出かけるのか?
曲がりくねった山道を登り辿り着いたのは刈田岳と言う山だった。大変景色が良いと言う。刈田岳(かっただけ)山頂からはオカマが見えると言う。オカマとは一体何ぞや?
この日の天気は午後から崩れるそうな・・・。とってもいい天気で信じられないが、山の天気とはそうしたものか?
まだ見ぬオカマに思いを馳せながら車を降り、辺りを見回す。素晴らしい景色。青空が広がり、雲を見下ろす。感動的!
『景色を眺めるTさん30歳』
そしてこれが御釜である。
『蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なのでお釜という名前がついています。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気をもち、冬の樹氷とともに蔵王の象徴となっています。
今まで26回の噴火を繰返し最近では、明治28年2月15日に噴火しました。昭和14年測深した当時は、深さ63メートルありましたが五色岳断崖の崩壊により年々埋まり昭和43年測深時では、最大深度27.6メートル、平均深度17.8メートル、周囲1,080メートル、東西径325メートル南北径335メートルでした。
湖水は強酸性のため生物は生息できません。水温は表面から10数メートルの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖です。太陽光線の当たり方で、さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁り川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。』 蔵王町ホームページより引用。
こんなカルデラ湖は見た事がなかったので、眠気も吹っ飛ぶ大感動!しかも天気が良くないと見ることが出来ないと言うから、タイミング的にもnice!であった。
頂上の社にお参りして下山。
次に向かったのはなにやら牧場。
羊。
山羊!アルプスの少女ハイジに出てきそうな山羊。可愛いでしょ?沖縄では食いました。
牛。
兎。
子ウサギを無料で分けていました。里親募集といった所でしょう。思わず連れて帰りたくなっちゃっている人もちらほら見受けられた。
この牧場では時間帯によってはアイス作りなどの体験も出来るらしい。お土産コーナーにはチーズ、バター等の乳製品を売っていた。その中でも、
「このチーズドリンクが美味いんだよ」
と、ネコアザラシさんが購入。牛乳のような1ℓパックに入って420円。けっこうな値段。ちょいと分けてもらったが、なかなかのお味。
さて、牧場を後にして、チーズ工場に向かう選択肢も合ったのだが、
「この牧場と似た様なもんだから・・・」
と言うことで温泉街に立ち寄った。アイスを食って一休み。
ヤマザキショップの屋根には巨大な天狗が。
♪きいてけらいんとーがった~、田舎のコーヒー&レストラン えんそう~えんそう~えんそう~~♪♪
看板に書いてある文句に勝手にメロディーをつけて歌う者あり。
この辺りではこけしが有名らしい。川にかかる橋も大きなこけしを象った物だった。
さて、時刻は2時半。そろそろメインイベントのバーベキューに向けて買出しに行かなければ。
我々は買出しに向かう車の中で『きいてけらいん遠刈田の歌』を壊れたレコードプレーヤーのように何度も歌いながらスーパーマーケット?へ向かうのだった。
*「きいてけらいん」とは?
「きいてけらいんとはどういう意味だろうか?」
「いらっしゃいませ的な感じ?」
「聞いてください?」
「来てくださいかもよ?」
調べた結果、「けらいん」とは「ください」と言う意味で良さそう。問題は「きいて」の部分である。そのまま「聞いて」なのか、「来て」なのか確信が持てない。
御存知の方がいらっしゃったら、そっと教えてくださるとありがたいです。
バーベキューへ続く
カワハギシーズン到来 [釣り日記]
バーベキューの話の前に、久しぶりの釣りの話をしたいと思います。
9月も半ばを過ぎていよいよカワハギのシーズンがやってきました。一年中釣れる事は釣れるが、これからだんだん群れが集まってきて数が釣れる時期になります。寒さが進むと肝も充実して大変美味しいカワハギの刺身が食べられます。美味なる事この上なし。
さて、いつもお邪魔している釣り船屋、久比里の『山下丸』さんへ友人と二人で出かけた。平日だというのにものすごい混雑。さすがカワハギ釣りのメッカ・・・と思っていたら、どうやら隣の釣り船屋さんが釣り大会を催しているようで、一般客が山下丸さんに流れて来たようだ。
私と友人は胴の間(船の真ん中)での釣りとなった。後ろか前のほうが良くつれるのだが、仕方が無い。
船は港へ出て、帆を揚げ、ポイントを目指す。久しぶりのカワハギ釣りを前にドキがムネムネします。
マストには何故か幸せの黄色いハンカチが!良く見るとビニールのようですが、何かの目印でしょうか?
しばらく走って釣り場に到着。ここは剣崎沖のようです。早速釣り始めます。ベラが沢山つれました。
私は全部リリース。
そのうちにやっとカワハギがつれました。ベラが真っ先に餌に食いついてしまう為、なかなか本命のカワハギは釣れないのです。
そうこうしている内にベラさえ釣れなくなってしまいました。潮の具合が良くないようです。
時折こんな魚も釣れました。
これはテンスと言う魚みたいです。やはりベラの仲間。頭の形がアマダイに似ていますが、別物です。友人は以前フライにして食べたそうです。
私にもテンスが一匹。ターゲットはあくまでカワハギなので逃がしました。
ぽつーりぽつーりとなんとも間の遠いことでカワハギが釣れる。一時間に1匹のスローペース。昼になろうと言う頃までわずか4匹。このあたりで、カワハギの写真を一枚も撮っていないことに気づいた。けっこう良いサイズの物がつれたのだが、もう〆て血抜きしてあるので写真には適さない。釣り上げた瞬間の写真を撮るために、何としても釣らなければならない。
9月とはいえ晴天の為日差しが強い。
魚が釣れないのでおにぎり食べながら景色を写したりして気分転換。
ようやく久しぶりにカワハギが釣れました。
やっぱりカワハギの引きは良いですねぇ。じっとしていて釣れる魚じゃないので面白いんでしょうね。3時の終了まで頑張って釣り続けました。
結局私も友人も7匹で終了。なかなか難しい一日だった。しかし後で知った事だが、こんな日に20匹も釣り上げた人がいると言う。うーんカッコイイ!秘密のテクニックを持っているんでしょうね。
さて、船は無事に港に帰りつき、私も電車に乗って無事に家に帰り着き、道具を片付けるとシャワーを浴びてカワハギ4枚持って行き付けの居酒屋大関へ。
『大関部長の手による 「本日釣りたて活け締めカワハギ姿造り」』
左のさらに入っているのはポン酢。薬味はアサツキとモミジオロシ。お造りの皿の左下角にあるのがカワハギの肝を包丁で軽くたたいた物。これを刺身に載せてポン酢をつけて食べるも良し、醤油に肝を溶かしてそれに刺身をつけて食うもよし。
舌がとろけるような美味さ。顔は緩みっぱなしになる。酒が進んでしょうがない。
11月の最盛期を迎える頃にはさらに肝が充実して身の美味さも研ぎ澄まされてくる。
今年は後何回食べられるのだろうか?
美味なる「本日釣りたて活け締めカワハギのお造り」ぜひ皆様にもお裾分けしたいものです^^
9月も半ばを過ぎていよいよカワハギのシーズンがやってきました。一年中釣れる事は釣れるが、これからだんだん群れが集まってきて数が釣れる時期になります。寒さが進むと肝も充実して大変美味しいカワハギの刺身が食べられます。美味なる事この上なし。
さて、いつもお邪魔している釣り船屋、久比里の『山下丸』さんへ友人と二人で出かけた。平日だというのにものすごい混雑。さすがカワハギ釣りのメッカ・・・と思っていたら、どうやら隣の釣り船屋さんが釣り大会を催しているようで、一般客が山下丸さんに流れて来たようだ。
私と友人は胴の間(船の真ん中)での釣りとなった。後ろか前のほうが良くつれるのだが、仕方が無い。
船は港へ出て、帆を揚げ、ポイントを目指す。久しぶりのカワハギ釣りを前にドキがムネムネします。
マストには何故か幸せの黄色いハンカチが!良く見るとビニールのようですが、何かの目印でしょうか?
しばらく走って釣り場に到着。ここは剣崎沖のようです。早速釣り始めます。ベラが沢山つれました。
私は全部リリース。
そのうちにやっとカワハギがつれました。ベラが真っ先に餌に食いついてしまう為、なかなか本命のカワハギは釣れないのです。
そうこうしている内にベラさえ釣れなくなってしまいました。潮の具合が良くないようです。
時折こんな魚も釣れました。
これはテンスと言う魚みたいです。やはりベラの仲間。頭の形がアマダイに似ていますが、別物です。友人は以前フライにして食べたそうです。
私にもテンスが一匹。ターゲットはあくまでカワハギなので逃がしました。
ぽつーりぽつーりとなんとも間の遠いことでカワハギが釣れる。一時間に1匹のスローペース。昼になろうと言う頃までわずか4匹。このあたりで、カワハギの写真を一枚も撮っていないことに気づいた。けっこう良いサイズの物がつれたのだが、もう〆て血抜きしてあるので写真には適さない。釣り上げた瞬間の写真を撮るために、何としても釣らなければならない。
9月とはいえ晴天の為日差しが強い。
魚が釣れないのでおにぎり食べながら景色を写したりして気分転換。
ようやく久しぶりにカワハギが釣れました。
やっぱりカワハギの引きは良いですねぇ。じっとしていて釣れる魚じゃないので面白いんでしょうね。3時の終了まで頑張って釣り続けました。
結局私も友人も7匹で終了。なかなか難しい一日だった。しかし後で知った事だが、こんな日に20匹も釣り上げた人がいると言う。うーんカッコイイ!秘密のテクニックを持っているんでしょうね。
さて、船は無事に港に帰りつき、私も電車に乗って無事に家に帰り着き、道具を片付けるとシャワーを浴びてカワハギ4枚持って行き付けの居酒屋大関へ。
『大関部長の手による 「本日釣りたて活け締めカワハギ姿造り」』
左のさらに入っているのはポン酢。薬味はアサツキとモミジオロシ。お造りの皿の左下角にあるのがカワハギの肝を包丁で軽くたたいた物。これを刺身に載せてポン酢をつけて食べるも良し、醤油に肝を溶かしてそれに刺身をつけて食うもよし。
舌がとろけるような美味さ。顔は緩みっぱなしになる。酒が進んでしょうがない。
11月の最盛期を迎える頃にはさらに肝が充実して身の美味さも研ぎ澄まされてくる。
今年は後何回食べられるのだろうか?
美味なる「本日釣りたて活け締めカワハギのお造り」ぜひ皆様にもお裾分けしたいものです^^
壊れていました [私事]
ある日、パソコンの電源を入れて、しばらくカタカタと文章を打っていた。
ぴゅ~と言う音とともに突然パソコンの電源が落ちた。
「何だコリャ?」
私はパソコンの電源ボタンを押したが、数秒ランプが点くとすぐにまた電源が落ちてしまう。
私のパソコンはぶっ壊れたのだ・・・。
すぐにパソコンメーカーに電話をしてお姉さんの言うとおりに電源コードを抜いたり刺したりしてみたが、一向に良くならない。修理に出す事にした。
私が一番恐れていた事は、パソコン内のデータが消えてしまう事。作った曲のデータや写真がこの世から消えて無くなる事を想像すると、冷や汗が背中を伝い、深い絶望感に眩暈すら覚えた。
半ば諦めていた所に佐川急便さんから
「修理を終えて配達に来たよ」
と、電話が入った。で、本日夕刻に修理されたパソコンを受け取ったのだ。
思っていたより料金は安かった。明細を見てみると、
「マザーボードがぶっ壊れていたから交換しておいたよーん」
と、書いてあった。
「む!予想通り!ってことはデータは消えていないのかな?」
恐る恐るケーブル類をつないで電源オン!
しばらくすると見覚えのあるデスクトップ画面が出てきた。
「よっしゃー!」
傷は浅かった!私のパソコンはかけがえの無い記憶を無くさずにすんでいた。ほぉぉぅ・・・と、深いため息を一つ。
これでまた皆様の所にお伺いする事もできるし、色々な調べ物やら色々出来る。
しかし原因は何だったのだろうか?家族の話では、
「雷が原因ジャマイカ?」
等といわれている。実際パソコンが壊れる前の日にでっかい雷が近くに?落ちた。私はそのとき思わず声を上げて飛び上がったものだ。
ともあれ、近日中に大事なデータのバックアップをとって置こうと思う。
パソコンが無い間に、旅に出ていました。宮城の方に強行バーベキューでした。
そのとき撮った写真などそのうちにちらほらとアップしたいと思います。パソコンロスト中においでいただいた皆様の所にも近日中にお伺いいたします。
ぴゅ~と言う音とともに突然パソコンの電源が落ちた。
「何だコリャ?」
私はパソコンの電源ボタンを押したが、数秒ランプが点くとすぐにまた電源が落ちてしまう。
私のパソコンはぶっ壊れたのだ・・・。
すぐにパソコンメーカーに電話をしてお姉さんの言うとおりに電源コードを抜いたり刺したりしてみたが、一向に良くならない。修理に出す事にした。
私が一番恐れていた事は、パソコン内のデータが消えてしまう事。作った曲のデータや写真がこの世から消えて無くなる事を想像すると、冷や汗が背中を伝い、深い絶望感に眩暈すら覚えた。
半ば諦めていた所に佐川急便さんから
「修理を終えて配達に来たよ」
と、電話が入った。で、本日夕刻に修理されたパソコンを受け取ったのだ。
思っていたより料金は安かった。明細を見てみると、
「マザーボードがぶっ壊れていたから交換しておいたよーん」
と、書いてあった。
「む!予想通り!ってことはデータは消えていないのかな?」
恐る恐るケーブル類をつないで電源オン!
しばらくすると見覚えのあるデスクトップ画面が出てきた。
「よっしゃー!」
傷は浅かった!私のパソコンはかけがえの無い記憶を無くさずにすんでいた。ほぉぉぅ・・・と、深いため息を一つ。
これでまた皆様の所にお伺いする事もできるし、色々な調べ物やら色々出来る。
しかし原因は何だったのだろうか?家族の話では、
「雷が原因ジャマイカ?」
等といわれている。実際パソコンが壊れる前の日にでっかい雷が近くに?落ちた。私はそのとき思わず声を上げて飛び上がったものだ。
ともあれ、近日中に大事なデータのバックアップをとって置こうと思う。
パソコンが無い間に、旅に出ていました。宮城の方に強行バーベキューでした。
そのとき撮った写真などそのうちにちらほらとアップしたいと思います。パソコンロスト中においでいただいた皆様の所にも近日中にお伺いいたします。
ひまわり大きく育つかな? [朝顔観察日記]
9月になりましたね。暑い日があっても「9月」と聞くと秋を感じます。夏はあっという間に過ぎ去っていきました。
今回は朝顔観察日記総集編 ひまわりバージョンを。
今年の企画は朝顔がメインだったのでカテゴリーは『朝顔観察日記』でしたが、ヒマワリも元気に育ってくれました。
今回は朝顔観察日記総集編 ひまわりバージョンを。
今年の企画は朝顔がメインだったのでカテゴリーは『朝顔観察日記』でしたが、ヒマワリも元気に育ってくれました。
タグ:ひまわり